人生コハルビヨリ

漫画記事を中心に徒然なるままに

「進撃の巨人」第87話ネタバレ感想〜平和な社会は当たり前にあると思っていたい~

別冊少年マガジン2017年1月号掲載

進撃の巨人」第87話 境界線

ネタバレ感想です。

第86話の感想はこちら

 

 

息子ジークの密告によって政府に捕らえられたグリシャ※1とダイナ※2

※1グリシャ・・・エレンの父                                    

※2ダイナ・・・王家の血を引くという女性でグリシャの妻

f:id:piyocolate:20170113162349p:plain

f:id:piyocolate:20170113162401p:plain

結局父親が自分にしたようにジークにも思想教育を施してしまったわけです。

というかこれまだグリシャの父親の方がマシな気も・・・

保身だったとしても家族のことを考えての行動だろうし。

こっちはスパイにしようとしてたわけだから道具としてしか見てないですよね。

だからこそエレンには何も教えなかったのかもしれないのかな?

 

そもそもエレンは本当の子供なんだろうか?

第21巻読み返してみるとジークがエレンを初めて見たとき父親に似てないって言ってる

んですよね。

エレンが王家の血を継いでいないと始祖の巨人の力引き出せないしこの辺りにもう1つ

秘密がありそう・・・

 

しかし前回、思想教育云々って感想書いたんですけどーーーグリシャの父、そして息子

へーーーと思想教育の怖さを狙って書いてるのが上手いと思いました。

 

ところで1人わからない人が混じってるんですがw

ジークの肩持ってるの誰ですか、これ?

86話見返してもさっぱりわからん・・・

というかこの話でも最初誰だよこの人?って思ったらミカサだった件。

さすがに1話から出てるヒロインのミカサは描き分けてくださいよセンセェ・・・

 

 

そして捕らえられたエルディア復権派は楽園ことバラディ島※3へ送られることに。

※3進撃の舞台

 

そこで巨人化液を注射され永久に島を彷徨う巨人にされるわけなんですけど、まあ今ま

で戦ってた巨人の正体ってことです。

 で、今回分かったことは3つ。

 

1、マーレには敵対国が存在している

やはり他にも国があるようで意外とマーレも全世界のごく一部なのかも?

 

2、巨人の大きさは調整可能

大きいのばかり作った方が脅威かとも思ったんだどあまり大きいのばかり作ると始祖

の巨人に操られた時に厄介だから?

ただ王家が壁の中に籠った後マーレがこうして同胞を巨人にして島に放ってることは

わかってますよね。

なぜ放置しているのか・・・

同胞だから?

 

3、巨人は海には近づかない

契約したのが「大地の悪魔」ってことで水に弱いのかな?

ただ水なら川にもあるしとなると塩分?

エレンたちは海を知らないんだから水が塩辛いことも知らないだろうしこの弱点は気づ

くの難しいかも。

 

しかしグリシャ達が連れてこられた境界線って海岸は島のどの辺りなんでしょうか?

調査兵団が絶対辿り着けなさそうな場所に作られてるのかな?

 

 

次々仲間が巨人にされていく中ついにダイナにも魔の手が・・・

f:id:piyocolate:20170113164806p:plain

f:id:piyocolate:20170117221104p:plain

ここでグリシャの記憶を見た現在のエレンへとシーンが切り替わります。

ダイナがエレンの母親を捕食した巨人だったんですね・・・

これ1巻の話なわけでここまで伏線を貼ってたというわけですか。

20巻以上はかなり長いですよ!

個人的にはダイのミストバーンの伏線が一番長いと思ってますが。

 

 

で、シーンは過去へ戻ります。

 

幼い日のグリシャを壁の外で捕まえた二人がここにいたわけですがその一人がクルー

ガーという人物でフクロウの正体だったわけです。

ダイナが王家の血筋を引いていることが知られるとマーレに利用されるのでクルーガー

がもみ消し、結果一般人と思われて巨人化されたわけですね。

 

そしてクルーガー自身も巨人に変身しての引き。

マーレに奪われた七つの巨人と王家の始祖の巨人、残り一つがクルーガーが継承してる

巨人と。

エレンの巨人と同じみたいなのでこの後グリシャが捕食して継承するんでしょうね。

 

 

今回気になったシーン。

幼き日、グリシャの妹を殺した張本人のグロス曹長

f:id:piyocolate:20170113165436p:plain

言ってることは一応筋が通ってますが結局クルーガーさんに嵌められ、巨人に食べられ

聞いてないよ〜状態でご臨終。

合唱。

で、リゼロがこの辺の極限状態結構書いてますが、すばるは死のうと覚悟したときでも

やっぱり死にたくないと無様に抗うんですよね。

何か胸がざわざわっとするシーンでした。

 

 

それではまた次回。